無気力なあざといくんは真面目ちゃんを離してくれない。


そこには、私が階段を上がるときに下から撮られた下着が見えそうな際どい写真が写っていた。

顔こそ映ってないけど、すごく嫌な気持ちになった。



「誰かが撮ったこの写真が男たちの中で広まってるらしい。刀夜が知り合いから貰ったみたいで、俺に教えてくれた」

「……そう、だったんだね……」

「でも、さっき刀夜が知り合い伝いでこれを撮った男を見つけたみたいで、この写真を持ってるやつらみんなに消すように言ったって」

「……そっか、ありがとう……」



まさかこんなことになっているとは……。

たしかに際どい格好だなぁとは思っていたけど、こんな私の下着を見たいと思う人がいるなんて思いもしなかった。



「もう広まってないと思うけど、念のため着替えて」

「……こんな私のなにがいいんだろうね?コスプレマジック?あ、メイクマジックもあるか」

「……」

「モテる子って普段からこういう経験してるんでしょ?大変なんだね……私とは完全に無縁……」

「なんでヘラヘラしてんの?」

「え?」