日没が近づき、七琉美と莉乃が飲み物販売、果奈と伊織、衣千華の3人が注文聞き、優月と流唯がカキ氷と洗い物に持ち場を交代した。焼き場を離れられない秀晴は朝より頬が痩けて見える。昼間は水着姿で溢れたビーチにも、チラホラ浴衣姿が入り乱れてきた。
『フードメニューってこれだけですか?』
『ごめんねぇ!今日は焼き物メインで、出せるのカレーだけなんだわ!』
秀晴は客にそう答えると汗を拭った。
『じゃあ…焼きとうもろこしを2本。』
『とびっきり旨いの焼くから待ってて!』
果奈がテーブルで待つよう案内した。
『あと20分で1発目上がるね。』
優月が腕時計を確認した。
『花火上がってる間が1番休める平和タイムだもんなぁ〜。』
『え?そこ?』
『もう足が棒ってやつ?あぁ〜座りてぇ〜。』
『るーちゃんはロマンチックのカケラもない男だよ…。』
『なんだよロマンチックって…。』
『今年はみんなで見れる最後の花火かもしれないんだよ?もうちょっと違う意味で待ち遠しく思ってくれても良くない?』
『あぁ〜。てか、誰が最後って決めた?花火は毎年7月ラストの日曜じゃん。そこは昔から決まってんでしょ?県外組は帰ってくりゃいぃだけの話で、何勝手に最後かも〜とか言っちゃってんの?』
『そりゃそうなんだけどぉ…。るーちゃん卒業したら何すんの?未だに決めてないのキミだけだからね?』
『…とりあえず、免許取りに行く!俺、誕生日2月だから。』
『馬鹿なの?え?ねぇ、もしかして本物の馬鹿なの?』
『…えっ!?』
『親父さん、きっと心配してるよ〜?』
『なんで?』
『こないだ髪切りに行った時言われたもん。』
『なんて?』
『"優月はちゃんと将来の事考えてて感心する"〜って。ウチの親父が羨ましいっても言ってな〜。』
『え?そうなの?俺父ちゃんに卒業後の事聞かれたけど…"自由人"て答えたら笑ってたぞ?』
空いた口が塞がらない…とはこの事だ。
『自由人は職業にはならないの。もぉ〜しっかりしてよ〜。るーちゃんもさぁ…いつまでも少年ではいられないんだよ?わかる?』
『ハタチまでは大人じゃないも〜ん。』
そう言って笑う流唯に優月は呆れた。
『フードメニューってこれだけですか?』
『ごめんねぇ!今日は焼き物メインで、出せるのカレーだけなんだわ!』
秀晴は客にそう答えると汗を拭った。
『じゃあ…焼きとうもろこしを2本。』
『とびっきり旨いの焼くから待ってて!』
果奈がテーブルで待つよう案内した。
『あと20分で1発目上がるね。』
優月が腕時計を確認した。
『花火上がってる間が1番休める平和タイムだもんなぁ〜。』
『え?そこ?』
『もう足が棒ってやつ?あぁ〜座りてぇ〜。』
『るーちゃんはロマンチックのカケラもない男だよ…。』
『なんだよロマンチックって…。』
『今年はみんなで見れる最後の花火かもしれないんだよ?もうちょっと違う意味で待ち遠しく思ってくれても良くない?』
『あぁ〜。てか、誰が最後って決めた?花火は毎年7月ラストの日曜じゃん。そこは昔から決まってんでしょ?県外組は帰ってくりゃいぃだけの話で、何勝手に最後かも〜とか言っちゃってんの?』
『そりゃそうなんだけどぉ…。るーちゃん卒業したら何すんの?未だに決めてないのキミだけだからね?』
『…とりあえず、免許取りに行く!俺、誕生日2月だから。』
『馬鹿なの?え?ねぇ、もしかして本物の馬鹿なの?』
『…えっ!?』
『親父さん、きっと心配してるよ〜?』
『なんで?』
『こないだ髪切りに行った時言われたもん。』
『なんて?』
『"優月はちゃんと将来の事考えてて感心する"〜って。ウチの親父が羨ましいっても言ってな〜。』
『え?そうなの?俺父ちゃんに卒業後の事聞かれたけど…"自由人"て答えたら笑ってたぞ?』
空いた口が塞がらない…とはこの事だ。
『自由人は職業にはならないの。もぉ〜しっかりしてよ〜。るーちゃんもさぁ…いつまでも少年ではいられないんだよ?わかる?』
『ハタチまでは大人じゃないも〜ん。』
そう言って笑う流唯に優月は呆れた。

