Young days

『おはようござま〜す!』


優月と果奈も合流した。


『おはよう!』


衣千華も到着した。


『あれ?ナルと流唯は?』

優月が辺りを見渡した。

『ナルはヒデさんと氷取りに行ってるって。流唯は…そのうち来るんじゃない?』


『あぁ…じゃ、伊織1回流唯のスマホ鳴らしてみて。寝てるかもしんないし。俺、果奈と空気入れやっちゃうわ!』


『あっ、うん。分かった。』


『じゃあ…私、炭出しとく。』


衣千華はまだ七琉美が居ない事に少しホッとしていた。


『わかった。』


伊織は流唯に電話をかけた。


『………………………。』


『流唯?起きてる?』


『………ん?…』


『もうみんな来てるよ?』


慌てて起き上がった流唯。


『やっべ!俺やらかした!?』


『信じらんない…。今日は遅刻厳禁て言われたでしょ?』


『すぐ行く!秒!』


そう言ってプツッと電話は切られた。


『…もぅ…。』


『流唯クン寝坊?』


『あ……はぃ。すぐ来ると思います。』


『伊織ちゃんは流唯クンのお世話係ってとこなの?』


出来上がったボードをクーラーボックスに設置する莉乃。


『別にお世話係って訳じゃ…。』


莉乃は伊織の顔をジッと見てニヤついた。


『えっ?何ですか?』


『うぅん。なんでもない。テーブル出すの手伝ってくれる?』


『はい…。』


『衣千華ちゃ〜ん!こっちお願い!』


莉乃は衣千華にも声を掛け、椅子を運び出した。


『は〜い!』


衣千華も軍手を外し炭の箱を下ろすと3人でテーブルや椅子のセッティングを始めた。