『…まだ兄貴と口聞いてねぇ〜の?ナル。』
『…うん…。まぁ…。でもね、ついこないだ…パパがリビングで新聞読んでたら、部屋から出て来たナルが冷蔵庫から取り出したお茶飲みながらソファーの肘掛けんとこに腰掛けてテレビを見出したの。』
『………ん?』
『だからね、いつもだったら、パパが居るって分かったら、絶対そのまま部屋戻っちゃうから。私も"え?"ってなって。お互い何も喋らないんだけど…。なんか…嬉しかった。』
『ふぅ〜ん。』
『パパはね、"お前が居たから、たまたまだよ"って笑ってたけど…やっぱ嬉しそうだった。』
『…あれでも大人の階段登ってんだよ。1歩ずつ、ゆっくり。兄貴が知らないナルを俺らがちゃんと見ててやればいぃ。香奈緒さんみたいに…。』
『うん…そうだね…。ママも見守ってくれてるよね。』
『当たり前だろ。』
夜空に星が広がると、みんなで花火を始めた。流唯と衣千華は大はしゃぎ。優月は花火を持つ果奈の写メを撮るのに必死だ。
『ユヅ写メ撮りすぎッ。ホント仲良いよね。こっちまでニヤついちゃう。』
そう言って笑う伊織の横顔をパシャリ。
『えっ!?撮った?今撮ったでしょ?』
『いぃ顔してたから…。』
『えっ!?やだ、どんな顔?見せて!』
『ダメ。』
『見せてよナルッ!』
『ダメだって。』
七琉美が笑っている。
莉乃には、七琉美がどんな時、どんな顔して笑うのかを目の当たりにした瞬間だった。
その笑顔を見て、一瞬唇をグッと閉じた衣千華。
『そこ〜ッ!みんなで撮ろうよ〜!集合写真!ユヅカナもこっち来て〜‼︎ヒデさんも莉乃さんもッ‼︎』
衣千華は笑顔で伊織達を指差すと、みんなに手招きをした。
『…うん…。まぁ…。でもね、ついこないだ…パパがリビングで新聞読んでたら、部屋から出て来たナルが冷蔵庫から取り出したお茶飲みながらソファーの肘掛けんとこに腰掛けてテレビを見出したの。』
『………ん?』
『だからね、いつもだったら、パパが居るって分かったら、絶対そのまま部屋戻っちゃうから。私も"え?"ってなって。お互い何も喋らないんだけど…。なんか…嬉しかった。』
『ふぅ〜ん。』
『パパはね、"お前が居たから、たまたまだよ"って笑ってたけど…やっぱ嬉しそうだった。』
『…あれでも大人の階段登ってんだよ。1歩ずつ、ゆっくり。兄貴が知らないナルを俺らがちゃんと見ててやればいぃ。香奈緒さんみたいに…。』
『うん…そうだね…。ママも見守ってくれてるよね。』
『当たり前だろ。』
夜空に星が広がると、みんなで花火を始めた。流唯と衣千華は大はしゃぎ。優月は花火を持つ果奈の写メを撮るのに必死だ。
『ユヅ写メ撮りすぎッ。ホント仲良いよね。こっちまでニヤついちゃう。』
そう言って笑う伊織の横顔をパシャリ。
『えっ!?撮った?今撮ったでしょ?』
『いぃ顔してたから…。』
『えっ!?やだ、どんな顔?見せて!』
『ダメ。』
『見せてよナルッ!』
『ダメだって。』
七琉美が笑っている。
莉乃には、七琉美がどんな時、どんな顔して笑うのかを目の当たりにした瞬間だった。
その笑顔を見て、一瞬唇をグッと閉じた衣千華。
『そこ〜ッ!みんなで撮ろうよ〜!集合写真!ユヅカナもこっち来て〜‼︎ヒデさんも莉乃さんもッ‼︎』
衣千華は笑顔で伊織達を指差すと、みんなに手招きをした。

