結果…パーを出したチームヒデには、流唯、伊織、果奈。
チーム莉乃には、衣千華、七琉美、優月。
『何でパー出したかな〜俺…。ナル変わって〜。わざわざ姉弟で同じチームじゃなくたっていぃ〜じゃ〜ん。』
チーム莉乃になれなかった流唯。
『俺だって別に望んでた訳じゃない。』
『…俺も果奈と同じチームが良かったな。』
『うるせぇ〜!お前ら自分で決めたんだろッ!グー出すか、パー出すか!さっさとやるぞッ!負けた方が飯の後片付けなッ!』
それを聞いた流唯は呟いた。
『男には、負けられない戦いがある。』
『馬鹿なの?』
『馬鹿だね。』
伊織と果奈は苦笑い。
『あ、待て待て。お前元バレー部?』
『YES!』
秀晴は莉乃が高校時代バレー部だったのを思い出した。
『遊びだかんな?分かってる?お前マジ本気出したらテキーラで沈めんぞ?』
『あっ、ズルィ!だったらヒデオジは決めた点の数だけ禁酒!5点なら5日ッ!』
『………ごめん。それは無理。』
そんな事を言い合いながら、秀晴と莉乃が先攻後攻を決めるジャンケンで試合開始となった。
先に2セット取ればゲーム終了。
勝ったのはチームヒデだった。
兎にも角にも、運動が大の苦手な優月に集中攻撃作戦で勝利を得た。
してやったりな秀晴はご機嫌でスタミナ丼を並べた。
『よし、コレ食ったら花火すっぞ〜!野菜も食え〜‼︎』
秀晴はZIMAにライムを差し込んで莉乃に渡すと瓶をカツンッと鳴らし乾杯をした。
『ねぇ、何で今日、呼んでくれたの?』
『…ん?大人が俺1人じゃ寂しぃじゃん?』
『何それッ。』
『お前にさぁ、見せてやりてぇんだよ。』
『…え?』
『ナルが、どんな時…どんな顔して笑うのか。もっと見せてやろうと思って。』
『…ヒデオジ。』
七琉美が中学に上がり間もない頃、母が倒れた。入退院を繰り返したが1年後の春…母はこの世を去った。出張中だった父が街に戻ったのは、母が息を引き取った次の日だった。七琉美はそれ以来、父を避けるようになり、家での会話はほぼ無くなった。兄は大学で既に街を離れており、高3の莉乃にとって、険悪な2人を家に残し自分が街を離れるという決断はとても苦しかったのだ。
チーム莉乃には、衣千華、七琉美、優月。
『何でパー出したかな〜俺…。ナル変わって〜。わざわざ姉弟で同じチームじゃなくたっていぃ〜じゃ〜ん。』
チーム莉乃になれなかった流唯。
『俺だって別に望んでた訳じゃない。』
『…俺も果奈と同じチームが良かったな。』
『うるせぇ〜!お前ら自分で決めたんだろッ!グー出すか、パー出すか!さっさとやるぞッ!負けた方が飯の後片付けなッ!』
それを聞いた流唯は呟いた。
『男には、負けられない戦いがある。』
『馬鹿なの?』
『馬鹿だね。』
伊織と果奈は苦笑い。
『あ、待て待て。お前元バレー部?』
『YES!』
秀晴は莉乃が高校時代バレー部だったのを思い出した。
『遊びだかんな?分かってる?お前マジ本気出したらテキーラで沈めんぞ?』
『あっ、ズルィ!だったらヒデオジは決めた点の数だけ禁酒!5点なら5日ッ!』
『………ごめん。それは無理。』
そんな事を言い合いながら、秀晴と莉乃が先攻後攻を決めるジャンケンで試合開始となった。
先に2セット取ればゲーム終了。
勝ったのはチームヒデだった。
兎にも角にも、運動が大の苦手な優月に集中攻撃作戦で勝利を得た。
してやったりな秀晴はご機嫌でスタミナ丼を並べた。
『よし、コレ食ったら花火すっぞ〜!野菜も食え〜‼︎』
秀晴はZIMAにライムを差し込んで莉乃に渡すと瓶をカツンッと鳴らし乾杯をした。
『ねぇ、何で今日、呼んでくれたの?』
『…ん?大人が俺1人じゃ寂しぃじゃん?』
『何それッ。』
『お前にさぁ、見せてやりてぇんだよ。』
『…え?』
『ナルが、どんな時…どんな顔して笑うのか。もっと見せてやろうと思って。』
『…ヒデオジ。』
七琉美が中学に上がり間もない頃、母が倒れた。入退院を繰り返したが1年後の春…母はこの世を去った。出張中だった父が街に戻ったのは、母が息を引き取った次の日だった。七琉美はそれ以来、父を避けるようになり、家での会話はほぼ無くなった。兄は大学で既に街を離れており、高3の莉乃にとって、険悪な2人を家に残し自分が街を離れるという決断はとても苦しかったのだ。

