Young days

いつもに増して片付けが早い6人に秀晴は笑った。


『お前ら馬鹿なの?そんなに慌てて片付けたって、あの夕日が沈まなきゃ花火は始めらんねぇ〜って事ぐらい分かんねぇ〜の?』


『ウチら今日水着持ってきてんの〜!』


衣千華が叫んだ。


『ユヅ、ビーチボール膨らませてね!』

『了〜解ッ‼︎』


『あぁ〜ひと泳ぎしたら腹減るカモ〜!』


流唯のわざとらしいアピール…。


『お前ら…抜かりねぇ〜な。』


秀晴の呆れ顔に笑顔で首を傾げ瞬きをする伊織。


『……とりあえず、ブルーハワイ。』


『とりあえずじゃねぇ〜よ。何しなっと、カキ氷オーダーしてんだよッ!』



七琉美は伊織を真似て首を傾げると瞬きをして見せた。


『いや、顔ッ!真顔でするもんじゃねぇ〜から。』


何だかんだで氷を取り出す秀晴。

伊織と七琉美はグータッチした。


カキ氷を食べて水着に着替えた6人は"せ〜の"で海へと掛けて行った。


暗くなるまでの2時間半…遊ぶには1分1秒無駄に出来ない程短い。秀晴は6人の楽しそうな声を聞きながらご飯の下ごしらえを済ませた。


『お疲れ〜ヒデオジ。』

『おっ、来たな〜。』


秀晴に呼ばれて来たのは莉乃だった。


『よし、行くか?』

『行くって何処へ?』



秀晴は浜辺に大きく線を引いた。


『よし、お前らグッパしろ!俺と莉乃でグッパすっからチームヒデVSチーム莉乃でビーチボール対決だ!』


『えぇ?聞いてないよ〜!』


莉乃は笑いながら羽織の袖をまくった。