Young days

店を出て歩き出すと、莉乃は秀晴に1つだけ口止めをされた。


『あっ、ヒデオジ、私が晴翔と付き合ってるって事…まだ誰にも言わないで。特にナルには。』


『あぁん?…別にッ…わざわざ噂広めたりしねぇ〜よ。特にナルには。』



『ありがと。お互い弟同士が親友ってのがね…なかなか言いづらくてさ。』


歩きながら先を進む莉乃の後ろで、ふと歩みを止めた秀晴。


『そっか。お前らがホントに結婚すれば、アイツら親戚になんのか…てことは流唯も俺の親戚…て事はよ…?伊織と流唯がくっつきゃ、あいつも正真正銘俺の身内…って事だな…。』


横に居ない秀晴に気付いた莉乃が振り返って手招きをしながら声を掛けた。


『は?何1人でブツブツ言ってんのヒデオジ。』


『あぁ?あぁ〜ちょっと…妄想ループにハマってたわ…。』


そう言って2人は家へと帰って行った。
秀晴は、莉乃と七琉美の住む家の真裏にある平家に1人で暮らしている。


秀晴はシャワーを浴びるととても心地良い眠りについた。


そして翌日、合鍵で七琉美が起こしに来るまで一切目覚ましにも気付かなかった秀晴。


七琉美の声に身体を起こした秀晴は、ゆっくり片目を開けて七琉美を確認しすと身体を起こした。


『ん?なんで?』


『今日はヤラカスかも…って姉貴が…。』


『…ん〜。流石ですッ!』


そう言ってまたベッドに身体を沈めた。


『いやいやいやいや…。』


七琉美は慌てて秀晴を起こした。


急いでolu'oluに向かうと、他の5人は揃っていた。


『いぃね〜お前ら…。一晩寝てその回復力…。俺も欲しいよそのHP〜。』


そうやってまた忙しい1日が幕を開けた。