Young days

コーラを6人分とタオルを抱えた莉乃が浜辺へ行くと、3人は海から上がってきた。


『莉乃さん…お、おかえりなさい。』

『おっす!これ使いなッ!』


莉乃はそう言って1枚ずつタオルを投げた。


『楽しんでんねぇ〜弟ッ!』


『…あぁ。』


『聞いたよ〜ユヅ〜。カナちゃんと付き合ってんだってねぇ!やるじゃん!』


『あっ、ども…。』


『今ご飯運ぶから〜。』


『ありがとうございます!』


何気にタオルの匂いを嗅ぐ流唯。


『あっ、ちなみにそれヒデオジのだから。』


莉乃はサラッと言って離れて行った。

七琉美は静かに流唯の頭を叩いた。


『バカだねぇ〜。』


優月が笑いながら呟いた。



そんな光景も、女子には微笑ましく見えた。


その後は運ばれた料理を夢中で食べた6人。秀晴の作る料理はどれも絶品で、ありきたりのメニューであっても一手間加えてあり、このビーチに並ぶ数ある浜茶屋の中でもolu'oluはダントツ人気店だ。


『ヤバイ…俺もう秒で寝れる。』


食べ終えた流唯は今にも目を閉じそうになっていた。


『帰って風呂入れよ。』


『そうそう。風呂でさっぱりした後の布団は最高だろうね〜。特に今日は。』


『だな…。』


男子達が動けずにいる中、伊織達は食べ終えた皿を店の近くまで運んでいた。


『あぁ、いいのに〜。私やるからぁ。』


『ご馳走様でした!』


そう言って莉乃と秀晴に皿を渡した。


『お疲れッ。明日は日曜だし、朝から30℃超えって言ってたから、今日はしっかり休んで。テーブルと椅子はそのまんまでいぃから。帰って寝ろ!』