Young days

『ねぇ〜!ヒデさんさぁ〜!洗い物朝まで残さないって去年約束したよねぇ!?』


『あぁ、悪ぃ!まぁまぁ早めに閉めたんだけどさぁ〜、莉乃夜中に1人で帰す訳にもいかねぇ〜し…片付けしてたら遅くなると思って先に送ったんだよね。』


流唯と秀晴の会話に"莉乃"というワードが出ただけで、5人は一瞬ピリ付いた。


『…で?』


と、真顔を問う流唯。



『…で、後で戻ってやろうと思ったの!思ったんだけど、思っただけで…すいませんでしたぁ!!!!』


途中まで言い訳がましくふざけた口調の秀晴も流石に謝った。


『もぉ〜約束守ってよヒデさぁ〜ん!俺ココのスタートが洗い物からってマジテンション下がんすよぉ〜。ホント、指切りして!』


と、いつもの流唯。


それに5人は心の底から安堵した。


逆に、"どうした?"とも思えた優月は笑みを浮かべて首を傾げた。


1人レンタル用の浮輪やボートを膨らませていた七琉美を手伝う為伊織が裏へ回った。


『ナル〜手伝うよ。』


『じゃ、そっち持って。』


『オッケー。』


『伊織今日、波乗ったの?』


『…え?』


『流唯が…久々に見たって…。』


『…え?流唯が?見てたの?』


『なんか…昨日寝坊したけど、元々寝れなかったみたいで実際1時間寝たかな…?って。だから、昨夜は爆睡で…今日はめちゃめちゃ早起きしたみたい。する事なくて、海見に来たら伊織が波乗りしてたって…。』


"昨夜は爆睡"それを聞いた伊織は自分だけぐっすり眠れてしまった…と後悔した今朝の自分に笑えた。

急に笑い出す伊織に七琉美も思わず笑った。