『…お前がさ、兄貴を許さなかった時…兄貴にその事は黙っててくれって言われた。』
『…父さんが?』
『うん。"俺を恨めば、その怒りで寂しさを半分にしてやれるだろ?"って。お前の感情をさ、全部寂しさで一杯にさせたくなかったんだよ。』
秀晴は七琉美の頭を撫でた。
『やっぱカッケェ〜よな。なんで華奈緒さんが兄貴を愛したのか分かる気がするだろ?』
『…………………。』
『俺に遠慮すんなよ。認めろッ。自分の親父は宇宙一だって。俺は思ってるよ?俺の兄貴は宇宙一だ!ッて。現世ではなッ。』
秀晴の笑顔に、七琉美も笑った。
『…じゃあ、来世ではヒデオジが宇宙一カッケェ〜父さんになるんだね…俺の。』
秀晴はその言葉にグッと目頭を熱くした。
『面白い事言うねぇ〜。』
笑って誤魔化す秀晴に気を遣った七琉美は目線を助手席の窓へと向けた。
『次にコンビニが見えたら飲み物でも買って来た道戻るか…。』
『うん。』
2人はコンビニでお茶とコーヒーを買って来た道を引き返した。
『…今日、朝いつもの時間なっても流唯と衣千華が来なくてよ。』
『……うん。』
『俺が電話で呼び出して、結局来てくれたんだけどさッ。』
『…………………。』
『俺約束しちゃったんだよね。』
『何を?』
『ナルは必ず俺が連れ戻すって。』
『…………………。』
『時間をやってくれ…っても言った。』
『………………うん。』
『お前がしようとした事も分かるよ?でも、それも結局…この曲と同じなんだよ。ダメだって分かってても無理で。自分がそう出来ない事も分かってる。それは、伊織だけの事じゃないだろ?何も手に付かなくなる程、アイツら中毒になってんでしょ〜よ。』
七琉美は黙ってボリュームボタンの"+"を3回押した。
『…父さんが?』
『うん。"俺を恨めば、その怒りで寂しさを半分にしてやれるだろ?"って。お前の感情をさ、全部寂しさで一杯にさせたくなかったんだよ。』
秀晴は七琉美の頭を撫でた。
『やっぱカッケェ〜よな。なんで華奈緒さんが兄貴を愛したのか分かる気がするだろ?』
『…………………。』
『俺に遠慮すんなよ。認めろッ。自分の親父は宇宙一だって。俺は思ってるよ?俺の兄貴は宇宙一だ!ッて。現世ではなッ。』
秀晴の笑顔に、七琉美も笑った。
『…じゃあ、来世ではヒデオジが宇宙一カッケェ〜父さんになるんだね…俺の。』
秀晴はその言葉にグッと目頭を熱くした。
『面白い事言うねぇ〜。』
笑って誤魔化す秀晴に気を遣った七琉美は目線を助手席の窓へと向けた。
『次にコンビニが見えたら飲み物でも買って来た道戻るか…。』
『うん。』
2人はコンビニでお茶とコーヒーを買って来た道を引き返した。
『…今日、朝いつもの時間なっても流唯と衣千華が来なくてよ。』
『……うん。』
『俺が電話で呼び出して、結局来てくれたんだけどさッ。』
『…………………。』
『俺約束しちゃったんだよね。』
『何を?』
『ナルは必ず俺が連れ戻すって。』
『…………………。』
『時間をやってくれ…っても言った。』
『………………うん。』
『お前がしようとした事も分かるよ?でも、それも結局…この曲と同じなんだよ。ダメだって分かってても無理で。自分がそう出来ない事も分かってる。それは、伊織だけの事じゃないだろ?何も手に付かなくなる程、アイツら中毒になってんでしょ〜よ。』
七琉美は黙ってボリュームボタンの"+"を3回押した。

