Young days

6人はolu'oluを後にした。


『俺、今日家族で焼き肉〜。』


流唯が嬉しそうに声を上げた。


『あぁ…兄ちゃん帰ってんだもんな。』


優月は微笑んだ。


『そう!きっちり事情聴取すんだよ。』


『何をだよッ。』


『決まってんだろ〜。莉乃さんとの事ッ!あとスカイツリーと…東京で見かけた芸能人?流行ってる服とか…食いもんとか…。』


『聞きたい事だらけだなッ。』


目をキラキラさせる流唯に優月は笑うしかなかった。


『果奈ウチ寄ってく?お盆限定のジェラートパフェあるよ?』


『うんッ!行く行くッ!』


『お前らは?』


『あっ、私今日パパとママとナルんとこのホテルで食事するんだよね。』


『あぁ…ラ コリーヌ定休日か…。』


『うん。こんな格好じゃ行けないし、帰ってシャワーしなきゃ。ごめんね。』


衣千華は断った。


『俺も無理だから、お前行ってこいよ。』


流唯は伊織にそう言った。


『あぁ…でも、2人の邪魔しちゃ悪いから。』


『ナルも行けんだろ?4人で行きゃいぃじゃん。』


流唯が七琉美にそう言うと、若干変な空気が流れた。


『…え、何?』


流唯にも多少の違和感を感じ取れた。



『俺、衣千華送ってくからそのまま帰るわ。方向的にも…ね。』


七琉美の言葉に深く頷いた優月。


『あっ、いぃいぃ。ナルも行っといでよ。食べたいでしょ?Berry Berryの限定パフェだよ?好きでしょ。』


『…え?』


『ねッ、夜道じゃあるまいし1人で帰れる。てか、すぐそこだし。』


衣千華の笑顔に七琉美は戸惑っていた。


『よしッ!じゃあ、俺ッ、焼き肉行ってくるんでッ!』


『私もここで。』


そうやって、流唯と衣千華は自分達の家へと帰って行った。


『…じゃあ…行こっか?』


優月らがBerry Berryへ歩き出すと、七琉美はしばらく衣千華の後ろ姿を見ていた。