この恋に名前を付けるなら“中1”

自己紹介がおわり。俺は自分の席に着いた
隣はさっき自己紹介を、邪魔してしまったあの子だった。さすがに名前も分からないで声をかけるのは失礼だと思った俺は隣のヤツに名前を聞いた。
「なぁ。あの子の名前なんて言うの？」
「あー。確か七瀬佳奈ちゃんだよ。
可愛いから印象にのこってんだよなぁ」
「七瀬佳奈…。了解!!ありがとう」
よし！名前も聞いたし！
「おはよ!!」
声をかけても返事がない。聞こえないのか？
それとも朝のことを怒って無視してるとか？
何にしても気に食わないよし！
バンッ
我ながら大きな音を出しすぎたと後悔した。
だが、もう遅い
「おはよ!!」
すると七瀬さんは顔を上げで返事をしてくれた
嘘だろ。めっちゃ可愛いやん
目はぱっちり二重
シースルー？だっけ。薄い前髪に
少し茶色のかかった肩ぐらいのながさの髪の毛
まさに。高嶺の花って感じの子だった。
その後、俺は緊張して何を話したか覚えていない、
仲良く慣れるといいな。