心理作戦といこうか。


この誘導尋問に一体なんの意味があるのか不明だが、言われた通りにしないと夕飯にありつけないのでその通りにした。
と言うか…強引に告白させられているのだけども。。。

「俺の事が好きだからいいよって。
 ちゃんと最後まで言えないとご飯にしないぞ。」

「いっいじわる!!
 えっと…玲くんのことが…すきだから、いいよ?
 言えたよ!玲くん?」

と、言い終えると「では、誓いのキスを」と言って玲くんは少し屈んで私の顎を持ち上げキスをしたーーーーー

!?
「んっ!」
驚きのあまり、目を大きく見開き、目を瞑るのを忘れた。

「真琴?
 今日の事、忘れたなんて言ったら外出許可しないからな。
 それと、職場には恋人が出来た事を報告する事。
 さあ、夕飯にしよう。」

「れっ玲くん!!
 いきなり、何するの!?」

(ファーストキスだったのにっ!!!!)

「いきなりだったのは謝るけど、俺たちは恋人同士なんだ。
 こういったことは自然にするのは当たり前だろ?」

「だって。。。」

「キスでこんなんじゃ先が思い知らされるな。
 それに今のが真琴のファーストキスじゃなかったなら、相手を教えろ。
 真琴の外出禁止も命ずる。」

「ちょっ、ちょっと!
 玲くん、さっきから時々怖いこと言わないで。
 それに…はじめてだよ…。」

両手で口を抑えて、今起こった事が頭のなかでリフレインする。
涙目で睨んで玲くんの胸元をパカパカと抗議をした。
キスの先って……玲くんは本気なんだ。