色んな気持ちがひしめき合う中でも、頑なに考えを変えない野中玲に困り果ててきた私は夕飯でも食べてから考えようかと美味しい香りにする方へ目を向ける。
(あ!美味しそう~玲くんが用意してくれたとは~!)
自分の考えをここまで曲げないで押し通すのも一種の才能だろうか。
そして、花より団子の自分もどうかと思うけど。
腹が減っては戦はできぬと言うことわざも有るわけだし。。。
「玲くん?ごめんなさい。
そっその・・・」
「真琴。腹へったんだろ?
先に飯にしよう。」
やはり、見透かされていた。
でも嬉しさの方が上をいく。
「うん!!」
「真琴!?」
「あっ!ごっごめんなさい!!」
嬉しい提案に無条件に喜んでしまいつい、昔の意識に戻り飛び付いてしまった。
玲くんは六歳年上で、私には兄弟がいなかったのでお兄ちゃんのように慕っていた。
子どもの頃は良く、抱っことかおんぶをしてもらったり、嬉しい時は先ほどの様にギュッと抱きついてたな。と懐かしい思い出がよみがえる。
ただ、玲くんが高校生になった頃に母から"そういう事は玲くんが困るから止めなさい"と言われたのも思い出し恥ずかしくなる。
その時にはじめて玲くんが大人になろうとしている事をそういった行為をするのは子どもの内だけの特権だった事に気が付いた。
私はと言うと子どもながらにも、とても寂しい気持ちになって泣いてしまった。
(なかなか抜けきらないな。)
(あ!美味しそう~玲くんが用意してくれたとは~!)
自分の考えをここまで曲げないで押し通すのも一種の才能だろうか。
そして、花より団子の自分もどうかと思うけど。
腹が減っては戦はできぬと言うことわざも有るわけだし。。。
「玲くん?ごめんなさい。
そっその・・・」
「真琴。腹へったんだろ?
先に飯にしよう。」
やはり、見透かされていた。
でも嬉しさの方が上をいく。
「うん!!」
「真琴!?」
「あっ!ごっごめんなさい!!」
嬉しい提案に無条件に喜んでしまいつい、昔の意識に戻り飛び付いてしまった。
玲くんは六歳年上で、私には兄弟がいなかったのでお兄ちゃんのように慕っていた。
子どもの頃は良く、抱っことかおんぶをしてもらったり、嬉しい時は先ほどの様にギュッと抱きついてたな。と懐かしい思い出がよみがえる。
ただ、玲くんが高校生になった頃に母から"そういう事は玲くんが困るから止めなさい"と言われたのも思い出し恥ずかしくなる。
その時にはじめて玲くんが大人になろうとしている事をそういった行為をするのは子どもの内だけの特権だった事に気が付いた。
私はと言うと子どもながらにも、とても寂しい気持ちになって泣いてしまった。
(なかなか抜けきらないな。)

