「真琴。俺の事が好きだからいいよって言ったの覚えてるよな？」

「うん。」

好き放題され、理性がほとんど残ってない私は考えもせずに答えてしまった。

「真琴。俺もだよ。
　真琴、いい？」

「うん。」

好き放題にして一方的かと思えば、大事な事はちゃんと聞いてくれる優しい玲くんに、捧げよる準備は出来ているから。
いつでも。どうぞ。

「痛かったら、蹴るなりつねるなりして良いからな？」

「うん。玲くん、大好きだよ。
　心配かけて、ごめんね。
　玲くん、きてーーー」
「真琴。」
と名前を呼ばれ、それが合図だったようで玲くんが少しずつ私に入ってきた。

「っん？っあ！ぃいったぁ～んっ。」

「真琴。好きだよ。
　キスして。」

初めての痛みに意識が飛びそうになったが、玲くんにキスするよう言われ、意識が戻り彼にキスをする。
すると、徐々に痛みが無くなった気がした。

「真琴、約束して。
　絶対、他の男とこんな事しないって。
　俺に内緒で出かけないって。」

「へえ？い、いま？
　や、約束するよっ。」

「真琴、好きだよ。
　約束破ったら、真琴はどうなるか分かるよな？」

「っん。玲くん、もうムリぃいっ」

余りにも長いその行為に疲れ果て、記憶が無くなりそうになったところで解放された。

はあ。はあ。と呼吸を整えていると玲くんに頭を撫でられお腹にキスをされた。
私は動けないのでされるがまま状態だ。