お風呂に入ったからか、気持ちが安らぎさっきほどの緊張から解き放た気がした。

寝室のドアを開け「玲くん、お待たせ。」とベッドで文庫本を読んでいた彼に声をかける。

「こっちにおいで。」

「うん。」

ベッドに上がると優しく組敷かれ、ニコッ笑うと突然、ディープなキスに驚いて目を大きく見開き"ちょっと、待って"と玲くんの胸を叩くがその手を取られ両手首を自分の左手で一纏めにし、頭の上で固定するされた。

「へえ?玲くん?
 はあ、はあ。
 あっ待って!?んんっっんっ…ふぁ~
 いっいきなり、なに~?」

「真琴。好きだよ。
 真琴に触れたら止まらい。
 優しく出来ない。ごめん。」

「ひっぁ…!?…んっっ」

私が何かを言う前にキスで塞がれる。
こんなに強引な玲くん…もカッコいい。
そんな事を考えているのを知らない玲くんは自由な方の手をパジャマの中へと入れてきた。

「ま、待って。玲くん、っん。」

「待たないよ。
 真琴、手を離すけどそのままね。」

服を捲られ下着も一緒に上に上がってしまう。
瞬間。両手で胸を隠す。

「真琴?そのままって言ったのに約束破るとどうなるか、教えてあげる。」

「あ!れ、玲くん、ごめんって~」

信じられない、あり得ないと言う言葉が相応しいくらいに身体のいたるところにキスをされ、いつの間にか服を脱がされ所謂、生まれたままの姿とされた。
恥ずかしくて手で隠したり、シーツで隠しても意図も簡単に外され、お仕置きとばかりにキスをされる。