急いで距離をとる。
視界が正常に戻ったところで、目の前の男の子を見ると、髪の毛にゆるい癖がつけられてて、爽やかで、。
いけめん、?とゆうやつだ。きっと。
「ちょっと待って、手のひらついた?」
服装はシンプルで、ばちばちにスタイルがいいことがわかる。
でも、なんだか顔は眠そうで…。
なんてゆうのかな、雰囲気がふわふわしててゆる〜い感じで…。
「………聞いてる?」
「、あっ、はい、なんでしょう!」
「手のひら、見せて」
「…?はい」
よく分からないまま両手前に出せば、その骨張った手で掴まれるから、思わず、こころがドキッと。
「え、えっあの…っ」
「ごめん」
「…え?」
「血が出てる」
ちっ!?
驚いてわたしも手のひらを覗き込めば、尻餅をついたときに手もついたらしい、擦り傷から血が出ていた。少しだけだけど。
「あっ、でも大丈夫ですよ…!ぜんぜん痛くないですし!」
「いや…、俺が無理」
「へ、」
「俺の家、すぐそこの陽だまり団地だから……って言っても今日引っ越してきたばかりなんだけど、」
え、え……
「よかったら手当てするね」

