恋いは赤い糸で 結ばれている 1

 全員を捕まえるまで残り2人になったぞ。よし、絶対に捕まえるぞ。気持ちを高めて走った。

   「春草君こっちだよ」
 芹斗「よし、捕まえるぞ」
   「あ~あ、捕まっちゃった」

 これで女子3人は捕まえた。残りは1人だけ。でも時間が経つのは早い。捕まえようとした時に友達が急に止まり、打つかって転んでしまった。
   
   「あ、時間だ」
 芹斗「痛たたた。急に止まらないでよ」
   「ごめん。ごめん」
 芹斗「悔しいけど今日はここまでにしよう」
   「そうだな。皆、時間だから帰ろう」
   「じゃあな」
   「バイバイ」

 手を振ってそれぞれ帰って行った。僕はいつも公園から帰る時は池の方を通って帰る。ゆっくり歩いていると突然、突風が吹いた。