恋いは赤い糸で 結ばれている 1

 私はスキー板を八の字にして滑った。
 真っ直ぐ滑るだけじゃなく曲がりながら滑ろうしたけどうまく曲がれずスピードが
 どんどん上がっていった。

 芹斗「右に曲がる時は左に体重をかけて左に曲がる時は右に体重をかける。よし、うまく曲がれた」
 葉月「止まんないよ~」
 芹斗「葉月」

 私はすごい勢いで春草君の前を通過した。

 葉月「そうだ、八の字を大きくすれば.....」
 芹斗「心配だ。追いかけよ」

 その時、うまくブレーキがかけられなくて私は大きく転倒した。

 芹斗「菘。菘。大丈夫。菘」
 南浦先生「春草君、落ち着いて。葉月さん立てる?」
 葉月「痛い.....」
 南浦先生「足を捻っちゃたかもしれないわね」
   「どうかしましたか?」

 男性の先生が通りかかり声をかけてくれた。