恋いは赤い糸で 結ばれている 1

 私は春草君と一緒に昇降口を出た。
 手袋を取って空から降ってくる雪に触れた。

 葉月「雪、冷たい」
 友毅「よう」
 香利「一緒に帰ろう」
 葉月「うん」
 芹斗「帰ろう」

 私達はいつものように4人で一緒に帰った。校門を出てゆっくり歩いた。

 芹斗「林間学校に行く前に雪が見れる何て思わなかった」
 葉月「私達の背より高く積もるかな?」
 友毅「雪が高く積もったら大変だぞ」
 葉月「大変なの?」
 友毅「雪掻きしないと道とか歩けないし、屋根から雪を下ろさないと家が潰れちゃうし」

 雪って大変なんだね。でも、私は綺麗だから雪好きだな。

 葉月「ねぇ、雪ってかき氷みたいだね」
 香利「雪を食べ物に例えるなんて食いしん坊ね」
 葉月「何だかかき氷に見えちゃって」
 
 私達は笑顔で笑いながらいつもの分かれ道まで歩いた。