恋いは赤い糸で 結ばれている 1

 香利「来た。来た。こっちだよー」
 葉月「あ、香利ちゃん達いた。お~い」

 私達は手を振った。香利ちゃん達と合流したらまずはお正月の挨拶。

 葉月「明けましておめでとう。今年もよろしくね」
 香利「明けましておめでとう。今年もよろしく」
 友毅「今年もよろしくな」
 芹斗「今年もよろしく」

 互いに挨拶をして微笑んだ。私達はゆっくり歩いて本殿へ向かった。
 周りは屋台だらけで美味しそうな物がいっぱいだね。

 葉月「あ~食べ物の誘惑が~」
 芹斗「葉月、目的は初詣でだからね」
 葉月「わかってる。たこ焼き~」
 香利「本当に分かっているのかな?」
 友毅「まあ、大丈夫じゃないか、多分」

 食べ物の誘惑に負けないよう本殿に向かって歩く私、そう言えばなぜ
私達が一緒に初詣に行ってるのか話してなかったよね。