恋いは赤い糸で 結ばれている 1

 芹斗「友毅は年末は何してたの?お店休みだったし」
 友毅「俺達はスキーに行ってた」
 香利「そう、毎年恒例のね」
 友香「スキー楽しかった」
 菘「スキー行ってたんだ。あ、そうだ。スキーいえば」

 お茶を飲んでいた芹斗が突然咳き込み動揺をし始めた。

 香利「芹斗君、何動揺しているのよ」
 芹斗「い、いや、その.....」
 薺「お父さん?」
 蘿蔔「父さん?」
 香利「気になるわね。話なさいよ」
 
 芹斗は顔が赤い。それも当然。私達にとってスキーは大切な思いがあるから。
 
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 私と春草君はバスに乗って終点の駅に向かっている。バスは終点に到着、西口から東口に
向かった。
 東口から商店街と裏道を通って神社の参道に着いた。