恋いは赤い糸で 結ばれている 1

 友毅「おー」
 香利「あら」
 葉月「私の勝ち」
 芹斗「やったね」
 葉月「うん」

 芹斗と葉月は笑顔でハイタッチをした。ババ抜きで負けて悔しい思いをした分、神経衰弱で勝つことが
 できて葉月は嬉しそうだ。

 芹斗「小腹が空いた」
 香利「そろそろケーキを食べようか」
 葉月「ケーキ。ケーキ。ケーキ」
 友毅「準備してくる」
 香利「手伝うね」

 俺は香利の家の冷蔵庫を開けてケーキが入っている箱を出した。
 居間に戻り箱をテーブルに置き箱からケーキを出した。

 芹斗「すご~い」
 葉月「友毅君が作ったの?」
 友毅「ああ」
 葉月「美味しそう~」
 友毅「ケーキ切るぞ」

 そう、俺が作ったケーキ。イチゴのケーキを作った。
 俺はケーキやお菓子を作るのが好きなんだ。
 イチゴのケーキを切ったら皿に置いて香利が皿にフォーク添えて芹斗と葉月の前にケーキを置いた。