恋いは赤い糸で 結ばれている 1

 葉月「お礼を言いたいのもあるけど春草くんと一緒にいるだけ楽しいから」

 葉月の笑顔に僕は頬が赤くなり照れた。信号が青になり渡って真っ直ぐ歩くと十字路に着いた。

 葉月「私、右に曲がるから」
 芹斗「僕は真っ直ぐ」
 葉月「春草くん。また明日ね」
 芹斗「また明日。葉月」

 互いに手を振って僕はゆっくり歩いて自宅に着いた。手洗いうがいをして母さんがおやつに置いてくれた。今日のおやつは苺。フォークで苺を食べた。
 
 佳枝「で、男の子、女の子」
 芹斗「女の子だよ」
 佳枝「公園であった子が転校生だったんだ」
 芹斗「うん。お昼休みに学校を案内して途中まで一緒に帰った」
 佳枝「ふ~ん。転校生ともうデートするなんて、やるわね芹斗」