恋いは赤い糸で 結ばれている 1

 香利「お待たせ行こうか」
 菘「うん」

 今日は天気も良くて良かった。母さん達は自転車で行く約束もしていたから。
 自転車に乗ってバイパスを越えて真っ直ぐ走って脇道を通って坂を下って駅に着いた。


 香利「空いてて良かった。ここに止めよう」
 菘「うん」

 自転車を駐輪場に止めてパン屋さんに向かった。パン屋さんはすぐそこにあるみたいだ。

   「いらっしゃいませ」
 菘「良い匂い。どれも美味しいそう」
 香利「喜んでくれて良かった」
 
 母さんは目を輝かせながら直ぐさまトレーとトングを取ってパンを選んだ。

 菘「どれにしようかな?」

 ベーコンエピにチョココロネにカレーパンにブルーベリーディッシュたくさんパンを選んだ。
 レジに向かい会計を済ませ喫茶店でコーヒーを注文した。