恋いは赤い糸で 結ばれている 1

 現代
 
 芹斗「ごちそうさまでした」
 菘「お茶入れるね」

 母さんは台所に行きやかんに火をかけた。お茶を入れると父さんの所に戻りお茶を置いた。

 芹斗「ありがとう。そうだ忘れる所だった」

 父さんは立ち上がり寝室に戻りかぼちゃのバケツを持ってリビングに戻って来た。

 菘「もしかしてお菓子?」
 芹斗「そうだよ」
 蘿蔔「本当に母さんって食べ物に目がないね」
 薺「本当ね」
 
 流石が母さん。食べ物だと直ぐに察知した。僕達にとってはいつもの光景なんだよね。
 お菓子を食べたそうな顔をしている母さん。お腹を壊さないように止めないとね。

 蘿蔔「アップルパイを食べたし父さんにもらったお菓子は明日にしたら」
 菘「分かった我慢する」