恋いは赤い糸で 結ばれている 1

 葉月が楽しんでくれて良かった。来年もハロウィンイベントに葉月と参加できたら良いなって思っていると、坂道を登り終わり立ち止まった。
 もう分かれ道に着いちゃったんだ。

 香利「また、月曜日」
 友毅「じゃあな」
 芹斗「うん。月曜日」
   
 香利と友毅と手を振って別れた。真っ直ぐ歩く香利と友毅が見えなくなった。

 葉月「私も帰るね。月曜日、学校で」
 芹斗「学校で」

 葉月と手を振って別れた。月曜日、学校に登校して今は4時間目の国語の授業を受けている
 間仲先生が黒板に漢字を書いた。

 間仲先生「この漢字の読み方を書いてもらうぞ。春草」
 芹斗「はい」

 僕は先生に呼ばれた。僕以外にも3人呼ばれ黒板の前に立った。チョークを持って黒板に漢字の読みを書いた。