恋いは赤い糸で 結ばれている 1

 もうすぐ二人三脚が始まる。私達は入場門で呼ばれるまで待機をした。

 芹斗「緊張してきた」
 葉月「私も」
   「次は5年生による二人三脚です」
 
 僕達は入場門からトラックの中に入った。僕達の順番は2番目。

 佳枝「芹斗、緊張してるわね大丈夫かな?」
 弥生「パパ。菘、緊張してるけど大丈夫かしら?」
 和彦「菘なら大丈夫だよ」

 そして、いよいよ僕達が走る順番が来た。先生から予めもらった赤い鉢巻を足首に巻いてスタート位置に葉月と立った。

 佳枝「いよいですね」
 弥生「そうですね」
 南浦先生「位置について、よーい」

 南浦先生のピストルの合図で一斉に走りだした。僕達は練習と同じ様に声を出して走った。