恋いは赤い糸で 結ばれている 1

 葉月「花火って近くで見るとこんなに大きい花なんだね」
 芹斗「うん・・・・・」

 僕達の手は自然と重なり合っていた。葉月と花火大会に行けて本当に良かった。そして、花火の打ち上げが終わった。
 僕達はシート片付けて駐車場に向かい車に乗った。車はゆっくり駐車場を出た。あっという間に自宅の前に到着した。

 佳枝「今日はありがとうございました」
 弥生「こちらこそありがとうごいました」
 葉月「花火大会、楽しかったね。誘ってくれてありがとう」
 芹斗「僕も葉月と一緒に花火大会に行けて楽しかった」
 弥生「そろそろ行くわよ。パパが待ってるから」

 葉月と葉月のお母さんは車に乗り込んだ。葉月は車の窓を開けた。

 葉月「来年も一緒に行こうね」
 芹斗「うん」