恋いは赤い糸で 結ばれている 1

 芹斗「ゆ、浴衣姿・・・可愛いよ・・・・・」
 葉月「あ、ありがとう・・・・・」
 
 葉月は頬が赤くなり僕は顔が赤くなった。葉月は頬を赤くしたまま僕の手を引いて車に乗せた。
 母さん達も乗り込み会場に向けて車はゆっくりと動き出した。

 弥生「あの土手を越えた所が会場なんですね」
 佳枝「そうなんです。このまま車で土手を上がって下った所に駐車場があります」
 葉月「たくさん人がいるね」
 芹斗「うん。いっぱいだね」

 駐車場に車が止まり。僕達は花火大会の会場に向かった。花火大会の会場は運動公園で屋台村もあり大賑わい。
 焼きそばにたこ焼きに焼きもろこしを食べた。いつもながら葉月は美味しそうに食べていた。
 
 佳枝「もうすぐ上がる時間ね」
 芹斗「そうだね。」
 葉月「早く行こうよ~」
 弥生「分かったから慌てないの」