朝陽の所へ行って、肩を叩く。 「あの、ありがとう。本当に朝陽くんのおか…」 そう言いかけた時、彼は口に人差し指を当てて、 しー、と微笑む。 (ずるいや) 秘密が1つ出来て、新しい写真も増え、 新たなスタートがきれた、私のセカイ。 私は誇らし気に飾られた象徴を眺めていた。