一通り自己紹介が終わると、新葉先生がスケジュール帳を手に口を開く。 「えー、次に…そう!クラスの目標を決めます!それに伴い、『クラスの象徴』として、蒼井!蒼井に写真を撮ってもらいます」 「…え!私ですか!?」 驚きすぎて、立ち上がり机から前のめりになる。 「ああ、クラスに写真部は蒼井しかいないからな。期待してるぞ」 「え、はい」