「そうなんだ。じゃあ、一緒帰る?」
部活帰りの根岸くんを見ながら、私は一緒に帰ろうと提案すると、根岸くんは嬉しそうに返事をした。
「あ、うん」
根岸くんは、少し照れたように肩を手に置いてはにかんでいた。
「根岸。さっきのは私が悪いんじゃないからね。根岸も悪いから」
咲はまだ朝のことを根に持っているようで、面白くなかったのか根岸くんに咲は私の隣で言う。
「はあ?お前の方こそ。だから、先生に見つかるんだろう」
前かがみになりながら、根岸くんは咲に反論する。
また、始まったよ。二人合わせると、いつもこんなんだからな。
私は二人の間に挟まれて、身動きが取れなくなっていた。
「な、いやいやなんで」
咲も根岸くんに反論していた。
二人が喧嘩すると、ラチがあかない。
私は二人を見て、ため息をついて、咲と根岸くんに何か言おうとした時だった。
私は二人の間に挟まれて、咲と根岸くんは話していると、前から誰かがいた。
少し歩くと、見たことある人が校門の前に立っていた。


