元ヤンキー男子はツンデレ女子を溺愛している


「はい」

バドミントン部員たちは顧問に返事をした。

顧問は仁王立ちをして、バドミントン部員たちに言い放つ。

「もう少しで筒高校との練習試合だ。お前らはいつも通り頑張ればいい」

顧問が先生っぽい言葉をバドミントン部員たちにかけると、体育館の上から声がした。

「千花様!いつも通りですよ」
「千花ちゃん、頑張れ!」
「千花。行けー!」
「千佳殿。いいですぞ」
「千花さん。いいよ」

ファンクラブ共達五人が、上からバドミントン部員の中にいる千花に言っていた。

「お前ら。うるせぇ。今、部活中だぞ」

顧問は後ろを振り返り、声を荒げた。
ってか、ファンクラブ共達五人は私が部活がある度、毎回来る。

バドミントン部の隣にいた女子卓球部は、苦笑いを浮かべて、フアンクラブ共達を卓球をせずに手を止めて、体育館の上を見上げていた。

「仕方ないですよ。先生。そこに千花様がいるんですから。なあ、お前ら」

ファンクラブ共の一人は、いつも私に様づけしてくる男子で、四人と顔を見合わせて頷いて顧問に言う。