元ヤンキー男子はツンデレ女子を溺愛している

すると、西原凌は少ししょぼんとした様子で私はちらりと見てから返事をした。

「そう……だね」

そう言って西原凌は元の教室へ戻った。
なんで寂しそうにするの。
あんたの方がよっぽど分からない。
何したいんだよ。

西原凌が去った後、教室から先生がやってきて席つけよーとクラスメイトに話しかけていた。

何を考えてんだ、西原凌。

悶々と自分の中で考えながら、授業が終わり、いつのまにか昼休みになっていた。

「おーい。大丈夫?」

咲は私に呼びかけて、心配してくれた。
もう授業が終わっているというのに、私は自分の机にいて、座っていた。

「……」

私は咲になんと返事したらいいか分からず、沈黙をした。 

クラスメイト全体は、友達と楽しそうに話している声が聞こえたり、期末テストが近くなってきたからか勉強している人が見受けられた。

楽しそうにしている声は、今の私には刺さる。