元ヤンキー男子はツンデレ女子を溺愛している


なんで西原が私の家に来るの!
はあ、え?
私は立ち上がり、どうしたらいいかウロウロしていたら、ピンポーンとベルが鳴った。

まさかと思いながら、私はリビングに行き、インターホン越しを見ると、西原がいた。

どうしよう。今、私が出ても
どう接したらいいか分からない。

西原と二人で出かけて、逃げて帰って以来に会う。

西原は私の気持ちを尊重してくれているけど。

今、確実に西原と会ったら、
どうしたらいいか分からないのは事実だ。

私はインターホン前で身体を崩れていた時、西原の声がした。

「千花いる?居たら、俺の話聞いて。俺は変わらず千花のこと好きだよ。変わらない。だけど、千花が何に迷ってるかは俺は分からない。でも、少しでも俺のことで傷ついたなら、俺は千花の所から消える」

インターホン越しから聞こえる西原の声は、どこか寂しげで眉を下げていた。

私はそんな彼を見て思った。

西原のせいじゃないのに。
私が迷っているから。
西原は優しいことなんてわかってるのに。

でも、分からない。
これが恋だとするなら、
それは……。

誰かから言われた言葉を思い出した。
恋は突然くる。

そして、頭の中は誰かでいっぱいになったら
それは相手に恋をしている。と。

私の頭の中は、いつの間にか西原でいっぱいになっていた。