「だから、根岸にはっきりさせた方がいいよ」
咲は私の顔をじっーと見てから、もっと他に何かを言いたそうにしながら私に言う。
「そう、だね」
私は返事をして、下を向いた。
どうすればいいんだろう。
私は午前中の授業だけ受けて、帰った。
受けたとしても、集中出来なかった。
咲は心配していたが、私の気持ちの整理がつかないからどうしようもない。
こんなこと初めてだから、わからない。
私は自宅まで歩きながら、顔を手にあてて髪をぐちゃぐちゃになりながら自宅に無事着いて、玄関前で横になった。
すると、ブゥブゥと携帯の音が制服のポケットの中から聞こえた。
「なんだ」
私はモゾモゾと手を動かして、制服のポケットの中から取り出す。
携帯の画面を見ると、二件がきていた。
一件は、咲から。
あんま気にしなくていいからね。
でも、ちゃんと考えてね。
あと、西原、千花家行くと思うから。
じゃあと
ラインがきていた。


