「じゃあ、俺が好きな食べ物の話していい?」
嬉しそうに西原は私に聞いてきた。
「おっ、食べ物、いいよ。好きな食べ物は何?」
私は無邪気に反応して、西原に聞いた。
「そう。俺が好きな食べ物は、ポップコーン」
西原は私に聞いた。
「へぇ。ポップコーン。何味が好きなの?」
私は楽しそうに話す西原に微笑んで、聞いた。
「カレー味」
西原は好きな味はカレー味らしい。
「へぇ、カレー味ね。確かに美味しいけど、他にいろんな味あるの?」
私は西原に聞くと、テンション高く私に声を発した。
「そうなんだよ。カレー味は濃厚で味がしみているんだよ。あとは、サラダ味とシナモン味がいいかな」
西原は思い出したかのように、私に言ってきた。
「私も食べてみたいなあ。最近、食べてないからな」
私はベッドの上に座り、一人で呟くように言った。
「じゃあ、今度ポップコーン屋、行ってみる?」
西原は嬉しそうに、私に誘ってきた。
「え?あ、いいけど。近くにあるの?」
私は目を丸くして、西原に聞く。
「…近くにあるよ。学校から歩いて、15分くらいに」
西原は通話越しからでは、下に俯いているのか声がこもっているように聞いえた。
「…私でいいの?」
私は思わず口に出してしまった。
西原はほんとに私でいいのか?と頭の中で疑問に思ったからだ。
「いいに決まってんじゃん。千花なら。前なら、はあ?なんで行かなきゃいけないのとか言うのに。今日は言わないんだね」
西原はクスクスと笑って、私に言いかける。


