「それなら、いいけど。後悔しない?」
咲は私に聞いてくる。
「大丈夫。後悔はしない。自分で決めたことだから」
私は何の迷いもせずに、咲に返事をする。
そうだ、私は西原とまず話をしなくちゃいけない。そこから、分かることもあるから。
咲が私に聞いたことで、再確認できた。
「…わかった。今から西原に確認とるから。待ってて。あと、連絡する」
咲は私に返事をした後、電話を切った。
私は明日の学校の準備などして、咲から連絡を待っていた。
すると、バイブ音が鳴り響く。
千花。西原、いいってさ。
さっき、ライン教えたからすぐ連絡くると思うから。
と一通のラインが届いていた。
私は既読をつけて、咲に了解スタンプを送る。
ライン画面を開くと、西原という文字が浮かんできた。新しい友達としてあった。
私はすぐ追加をしたら、西原は急に電話をかけてきた。
その表示を見ると、西原と名前があった。
「…はい」
私は西原に返事をした。
「あ、千花だ。おー、千花の声だ」
西原は嬉しそうに私に答えた。
「…いきなり電話?」
私は少し不機嫌そうに西原に言う。
「ごめん。でも、嬉しかったから。連絡先知りたいって言ってくれたの」
西原はニコッと笑っているのだろう。
西原の表情を考えながら、私は西原の返事を聞く。


