私は夕食の準備を終えた後、すぐご飯を食べた。
食べ終わって、食器類などを片付けして、2階に上った。
「ふぅー、えーと、携帯は」
私は独り言を呟いた。
携帯は私の机に一人で座っているかのようにあった。
私はロック画面を解除して、咲に連絡した。
咲。ちょっと聞きたいことがあるんだけど、いい?
とラインを送った。
すると、すぐ返信がきた。
いいけど、何?
と咲から聞かれた。
私は正直に咲に聞きたいことがあることを聞いた。
西原の連絡先、教えて欲しいんだけど。
と咲に送ると、スタンプと返信内容がきた。
びっくり顔のうさぎが二つも送られて、どうした?と返信していた。
驚いている咲の心情とは裏腹に、私は率直に西原に聞きたいことから教えてほしいと送った。
咲は冷静に判断したのか、いいけど、西原。ほんとに嬉しくて、毎日送りつけるかもよと私のことを心配していた。
私は、大丈夫と返信した。
すると、咲から電話がきた。
「はい」
私は電話に出た。
「千花。どういう心境なの?」
心配そうに私に聞いてきた。
「…特に変わりはないよ、ただ西原と話してみたいだけ」
私はただ西原と話がしたいだけ。
そう、あの嫌いな西原と話すのは嫌だけど。
ちゃんと、西原の言葉を聞きたい。


