電話が終わると、俺はベッドに横になって目を閉じた。
元カノ・百合香のこと。
そして、千花のことだ。
元カノ・百合香のことは好きになりかけていたが、あの件以来自然消滅。
俺は何も感情はなかった。
好きだったはずなのに、俺を嫌いになった百合香のことを肯定も否定もしなかった。
俊二の言っていた通り、百合香のことはヤンキー仲間くらいしか思っていなかったのかもしれない。
今になって、分かった。
そして、千花との出会いが俺を変えた。
高校生となる俺は、道に迷わない為に地図を持って、学校のルートを探していた。
その時、迷っていた俺を千花が声をかけてきた。
千花は多分なんとも思っていなかっただろう。実際、覚えていなかったし。
あの時の会話は、俺は今でも覚えている。
「はい、これ」
千花は俺に何かを差し出してきた。
「なんですか?」
俺は千花に聞いた。
「……さっき、もらったティッシュです」
千花は無愛想に俺に声を発し、話しかけてきた。
「なんで?俺に」
なぜ、俺に渡すのか分からなかった。
初対面な子に。
「もらっても、私ティッシュあるから、いらないし。なんかあなたには必要な気がしたので」
千花は無表情で俺に言い放ってから、後ろを振り返って去ろうとした瞬間、口元が微笑んでいた。
笑うんだ。
そこから、俺は目を離さなかった。
千花のことが忘れなかった。
どこにいるのか分からなくて、千花と会った場所を調べたけど、分からなかった。
高校の入学式の時に千花を見つけた時は、運命だと思った。
話しかけるのに時間はかかってしまったが、やっぱり千花は千花だった。
初めて会った時から、俺は千花のことを想っていた。
元カノ・百合香のこと。
そして、千花のことだ。
元カノ・百合香のことは好きになりかけていたが、あの件以来自然消滅。
俺は何も感情はなかった。
好きだったはずなのに、俺を嫌いになった百合香のことを肯定も否定もしなかった。
俊二の言っていた通り、百合香のことはヤンキー仲間くらいしか思っていなかったのかもしれない。
今になって、分かった。
そして、千花との出会いが俺を変えた。
高校生となる俺は、道に迷わない為に地図を持って、学校のルートを探していた。
その時、迷っていた俺を千花が声をかけてきた。
千花は多分なんとも思っていなかっただろう。実際、覚えていなかったし。
あの時の会話は、俺は今でも覚えている。
「はい、これ」
千花は俺に何かを差し出してきた。
「なんですか?」
俺は千花に聞いた。
「……さっき、もらったティッシュです」
千花は無愛想に俺に声を発し、話しかけてきた。
「なんで?俺に」
なぜ、俺に渡すのか分からなかった。
初対面な子に。
「もらっても、私ティッシュあるから、いらないし。なんかあなたには必要な気がしたので」
千花は無表情で俺に言い放ってから、後ろを振り返って去ろうとした瞬間、口元が微笑んでいた。
笑うんだ。
そこから、俺は目を離さなかった。
千花のことが忘れなかった。
どこにいるのか分からなくて、千花と会った場所を調べたけど、分からなかった。
高校の入学式の時に千花を見つけた時は、運命だと思った。
話しかけるのに時間はかかってしまったが、やっぱり千花は千花だった。
初めて会った時から、俺は千花のことを想っていた。


