*
「じゃーねー」
「バイバーイ」
「うん。また明日」
放課後、教室を出ていく未緒とまりやを見送った。
ふたりとも今日はバイトらしい。
この間から、まりやはコンビニで、未緒はファーストフード店でバイトを始めた。
私もバイト始めようかなあって、思ったり思わなかったり。
そんなことを考えながら、降りしきる雨を見る。
…どうしようかな。
傘を忘れてしまったから、雨が止むまで待とうと思っていたけど、止む気配はゼロ。
それどころか、どんどん強くなっている気がする。
頭を悩ませていたら、いつの間にか教室にひとりぼっち。
そのことが、やけにさびしく思えて帰ろうと決意する。
濡れてしまうけど仕方がない。
途中のコンビニで傘を買おう。
そう思いながら階段を降りて昇降口に着いたら、びっくり。
遥斗くんと鉢合わせた。
「じゃーねー」
「バイバーイ」
「うん。また明日」
放課後、教室を出ていく未緒とまりやを見送った。
ふたりとも今日はバイトらしい。
この間から、まりやはコンビニで、未緒はファーストフード店でバイトを始めた。
私もバイト始めようかなあって、思ったり思わなかったり。
そんなことを考えながら、降りしきる雨を見る。
…どうしようかな。
傘を忘れてしまったから、雨が止むまで待とうと思っていたけど、止む気配はゼロ。
それどころか、どんどん強くなっている気がする。
頭を悩ませていたら、いつの間にか教室にひとりぼっち。
そのことが、やけにさびしく思えて帰ろうと決意する。
濡れてしまうけど仕方がない。
途中のコンビニで傘を買おう。
そう思いながら階段を降りて昇降口に着いたら、びっくり。
遥斗くんと鉢合わせた。

