「七瀬?なに落ち込んでんだよ」
「えっ。なに、ごめん、私なにかひどいこと──」
「いや違うって。七瀬は鈴木さんに心配をかけてる自分に落ち込んでんだろ?」
「……、」
「いい友達に恵まれて、幸せじゃん」
そう、めぐちゃんはとってもいい友達。
だからこそ、心配をかけていたことに自己嫌悪……
「なぁ七瀬、一生懸命だから助けたいって思うんだよ」
賑わう学食の中、先輩の声が優しく響いた。
「ヘマしたって一生懸命頑張って、生徒会のみんなで助け合えばいんだから。それにヘマするのは七瀬だけじゃないし、七瀬だってみんなを助けてくんだから」
「、……」
「超絶楽しい生徒会にする、でしょ?」
「……はい」
生徒会、もっとちゃんと頑張ろうって……
今更強く、本気で思った。


