「2人、同じクラスなの?」
蕎麦をすすりながら、先輩が私たちを見た。
だけど私は、うまくその目を見返せない。
「はい、鈴木めぐと申します!同じクラスです!」
「直人とは違うんだよね?」
「はい!直人くんはそこにいる私の彼氏の友達でございます!」
「あー、そうなんだ。鈴木さんの、彼氏?」
「!」
隣のチトセくんの顔を、先輩が覗く。
「おっ、イケメンじゃん。いいねー、青春だねー。つーか隣に座んなくていーの?」
「い、いいんです!いっつも一緒にいすぎるし、こんな、春田先輩と学食なんて、こんな機会滅多にないし!」
「めぐちゃん……」
あんまりにも必死なめぐちゃんに、私まで苦笑い。
めぐちゃんは別に瞬先輩に興味はない……と、思ってたんだけどな。
「……すみません取り乱しました」
「いえいえ」
「えっと……あ、どうですか?美香、生徒会でなにかヘマしてませんか?むしろヘマばっかですか?」
「えっ」


