どうやらイズミンは親戚の結婚式に来ているらしく、偶然すぎる出会いに3人でひとしきり感動し合った。
そのあとはせっかくだからこの機会に、改めてあれからの生徒会のことを教えてもらうことにした。
あのあと……私が空けた穴に誰かが入ることはなく、洋平先輩が書記の仕事を頑張ってくれたこと。
私が参加できなかった体育祭と学祭は、例年通りの大盛り上がりを見せたこと。
そして先輩たちの卒業式では、瞬先輩が答辞を読んだこと。
答辞、聞きたかったなぁって、少ししんみりしていたら。
「そうだ、あんたたちが作ってくれてた生徒会通信なんだけど、学校のホームページから見られるようになったの知ってる?」
「え、そうなんですか」
「懐かしいから、今度見てみたらいいかも」
「へー、洋平先輩にも教えてあげなきゃ!」
そっか、それを見れば私の知らないあれからのことも、もっとわかるかもしれない。
「で、七瀬は春田とうまくいってんの?」
「…!」
イズミンが突然、そんな話を始めた。


