どうしているの?ねぇ、先輩…






<瞬side>




「…………最悪だ」



翌日の学食で、色んなことがしんど過ぎて机に顔を突っ伏した。

長くて深い溜め息を吐く間、隣からはごっつがうどんをすする音が聞こえてくる。


美味そうな音なのに食欲が湧かないのは、今の心境が最悪すぎるせいだ…。



「別れたってわけじゃないんでしょ?誰でもケンカくらいするって」

「そうだけど……。つーかなんであんなこと言ったかなぁ、俺……」



再会しないほうがよかった、なんて。

全く思ってもないことを、どうして言ってしまったのか…。


しかも『そうですね』って……あの返事にもマジでへこむ……。



「売り言葉に買い言葉なんて、よくある話だと思うけど」

「でも絶対美香のこと傷つけた…」

「そう思うなら早く謝りなよ。瞬に彼女が出来たって噂になってるのに、今度は別れたって噂になっちゃうよ」

「……」

「ほら、向こうの女子たちこっち見てる」

「……はぁぁ」



早く謝ればいい。

それはもちろんわかってる。

だけどただ謝ったところで、この気持ちがキレイさっぱり晴れるとも思えねぇ。