「は?来ちゃったってお前、仕事は?」
「ちゃんとしてるよー。明日から2連休だからご飯作りに来た!」
「はぁーー?」
地元から離れた場所に住む俺と、地元に住んでる直人と大ちゃん。
高校を卒業して以来、そんなに頻繁に会ってるわけじゃないけど。
それでも時間を見つけては、直人はいつも彼女みたいにここに来る。
「しょうが焼きの材料買ってきたよ」
「彼女か!」
早速キッチンで玉ねぎを切り始める直人の後ろ姿に、思わず笑ってしまう。
料理なんてまったく出来ない俺とは違って、いつも違うレパートリーを揃えてくる直人に実は感心してたりして。


