「話ってのは明日のこと。卒業式の受付、生徒会でも手伝ってほしいって言われたから、七瀬と西沢さんに頼もうかと思って」
「あ、え?」
「その話をあとで詳しくするっつーだけなんすけど」
「え、…じゃあ私、フラれるんじゃないんですか?」
「なんでだよ。俺七瀬に告白されてねーんだけど」
「、」
そうだけど……
確かに、そうだけど。
「なに、俺にフラれると思ったの?」
まずい……。
勘違いの内容が内容なだけに、恥ずかしすぎる。
「お、思ってません」
「いやいや、今思いっきり言ってたじゃん」
「ちが、やだもう!なんなんですか!あっち行ってください!」
「うお、急に冷てぇ」
恥ずかしすぎて、逃げたくて。
紙を貼り付けるために持ってきていたテープを持って、先輩から逃げるように廊下を歩き出す。
なのに。
「なぁ腹減ったー。学食で少し休憩しよーぜー」
なんでついてくるの、この人!


