「は!?それで!?そのあとどうしたの!?」
次の日の学食で、昨日の瞬先輩との出来事をめぐちゃんに報告。
箸が割れそうなくらいに興奮しているめぐちゃんが、立ち上がる勢いで前の席から私を見てる。
「どうって……どうも」
「どうも!?どうもしてないの!?なんで!?」
「え、だって先輩行っちゃったし、そのあとは生徒会の仕事で忙しかったし。……ね?にっしー」
「あー、まぁ確かに卒業式と入学式の準備で忙しいけども」
「ほらね、生徒会は今忙しくてそれどころじゃ、」
「でも話す時間ならいくらでもあったよね。洋平先輩なんて仕事しながらでも土曜日遊ぼうとか日曜なにしてるとか聞いてくるし」
「……瞬先輩は真面目なんだもん」
「はー?洋平先輩だって意外と真面目だし!」
「あーはいはい。てかそもそもさ、春田先輩なんなのそれ。『迷うからラブレター読めない』って、そんな微妙なこと言っておいてそのあと放置とか中途半端すぎじゃない?」
「そう、そこなの!ほんと中途半端!めぐわかってる!」
にっしーにも報告しなきゃって、初めて一緒に食べる学食で、
めぐちゃんとにっしーは初めましてなのにすっかり意気投合している。
恋に積極的なこの2人の会話についていけなくて、私はさっきから困惑しっぱなしだ。


