隣にしゃがむ先輩の視線が……私に向いた。
だけど私は全然、視線を合わすことなんてできなくて。
「書いたら……読んでくれますか?」
自分で聞いておいて、ドキドキが物凄い勢いで加速してくる。
でも、だって……
ちゃんと終わらせる為に、伝えることが必要なら……
ラブレターでもいいはずだから。
ぎゅっと手を握って、ドキドキに耐えながら息を飲む。
「私なら、生徒会室でいつでも会えるし、LIMEだってできるから、…瞬先輩が断りかたに困ること、ないですよね?………だから」
「……」
「だからラブレター……書いてもいいですか?」
下手くそすぎるかもしれない。
間違っているのかもしれない。
でもわかんないから……
恋の仕方が、いつまで経ってもわかんないままだから……
伝え方だって……ほんとに全然、わかんないんだもん。


